まもなく本ができあがります。

 今、本を作っています。これまでの私の実践を小説風に読みやすくまとめてみました。まもなく出版の運びになると思いますが、読んでいると格闘していたときの子どもたちの顔がくっきりと浮かび上がってきます。
 反抗的な子どもたちが登場してきますが、子どもの成長に責任を負う者として、みんなそれぞれが人生をしっかり歩んでいることを本当にうれしく思います。登場人物全てに対して
感謝しています。何しろ、自分の生き方、思想を形成してくれたのは、まさにその子どもたちなのですから・・・。
 反面、私の関わった子どもたちで自ら命を絶ったり、事故で命を失ったり、病気で命を失った子どもたちもいます。教師という職業は、成長した子どもたちが何よりの財産であると同時に若くして命を失った子どもたちに対して、自分は、もっとできたことがあるのではないか、と自責の念にかられることもしょっちゅうなのです。
 命を大切にすること、自分を大切にすること、仲間を大切にすることをこれからもあきらめずに伝えていかねばならないと思っています。
 そして、私は、子どもたちが笑顔で生きられる社会を実現するために、様々な機会に発言していきたいと思います。